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リーダーシップ力トレーニングコース開講記念! 特別インタビュー

受講生:糠野博一 × リーダーシップ力トレーニングコース開発責任者:政元竜彦

前編

30年以上グローバルリーダーの最前線を走るベテランに訊く、
リーダーシップ力トレーニングコースの魅力とは。

政元:今回は、グローバルビジネス経験も非常に豊かでいらっしゃる糠野さんをお招きし、リーダーシップ力トレーニングコースのカリキュラムや受講の感想、実際にリーダーが直面するグローバルビジネスの現場のお話などいろいろ伺ってみたいと思います。では最初に、糠野さんのグローバルビジネスにおけるバックグラウンドについて教えいただけますか?

糠野:大学卒業後はP&Gに入社し、14年間働きました。その後、20年間ストライカーで働いています。アメリカの外資系企業です。また、海外における勤務だと、1991年に英語の研修も兼ねてアメリカのバーモント州に6か月間住んでいました。帰国後は、アメリカ人やヨーロッパ人の人たちと協働してシステム開発をしたり、 新しい仕組みを入れたりという経験を前職でしています。
また、ストライカー(前身は松本医科器械)では、1995年から1999年までの間に、幸か不幸か毎年社長が変わりまして、うち3人は外国人でした。そういったところで会社の本社の上層部と触れる機会も数多くあり、アメリカ人のシニアマネジメントがどういう価値観や考え方を持っているのかという点では、幅広く経験をさせてもらったと思っています。

政元:ありがとうございます。30年以上のビジネスキャリアで、そのほとんどが外資系でお勤めということで、本コースの受講生の中でもなかなかここまでの経歴をお持ちの方はいらっしゃらないのですが、そんな糠野さんが今回このコースに興味を持たれた背景を教えてください。

糠野:本当に自分がリーダーとして指揮をとったり、英語でのコミュニケーションにおける利害の衝突がありえる状況においても、きちんと対応できているのか分からない時があり、英語にさらに磨きをかけたかったというのが一つ目の動機です。二つ目は、英語を通じて様々な国の文化の理解を深め、自分の世界を広げたかったんです。これらの目的が、このリーダーシップ力トレーニングコースであれば幅広く修得できると感じたので、受講を決意しました。

現場レベルで異文化の価値観がぶつかり合うと、思いもよらない事態が起きる。

政元:ありがとうございます。糠野さんは既にかなりの経験がありながらも、やはりもう一回勉強しようと思われたのは、何かこれまで実体験として苦労されたことや失敗されたことがおありだったのではと察するのですが…差支えなければそのあたり、何かエピソードを教えていただけますか。

糠野:そうですね、まず“言葉と文化”における難しさという点ではこんな経験がありました。今の会社は医療機器を取り扱っているんですが、以前、製品回収があったんですね。しかも非常に残念なことですが、3か月の間に3回回収をするということがありまして。当然行政としては、とんでもないということで、我々も呼び出されたんですが、その当該の3製品をつくったのはアイルランドの工場だったんです。

そこで、アイルランドの工場長と品質保証責任者の2人が日本に来たわけですよ。そして厚労省に行くと、担当者が出て来て「なんでこういうことが起こったのか」と説明を求めて来たんです。実は、その工場長はアメリカ人で、品質保証の担当者はアイルランド人だったんですけど、その説明がですね、“理屈”なんです。たしかに「この事故が起こったのはこういうことですよ」と、理屈は理路整然と彼らは言うわけですけど、そういう答えを日本の行政担当者は期待していなくて。もう明らかにイライラしているんですね。で、途中でとうとうその担当者が「お宅の会社をつぶすことは簡単なんだ。せっかく来てもらったが、自分たちがやったことに対する重大さというものが感じられない!」と怒りだしたんです。

最終的にはうまく収められたんですが、やはりそういった時に、どういう風に相手の文化に合わせて「ワードチョイス」をするのかというのは難しいと感じました。これは日本側の受け止め方ではありますが、事故が起きた時に“英語の論理だけで済ます”という対応は難しいと痛感しましたね。だから逆も真なりというふうに思うんです。日本式の、とにかく平身低頭で謝るというのでは、逆に向こうでは通用しないんだろうと。

リーダーとして現場で人を動かすためには、いくら英語力だけを上げても通用しない。

政元:なるほど...。論理的には完璧な説明なんでしょうけど、相手が望んでいた言葉、態度ではなかったんですね。そこはニュアンスや文化のギャップの問題なんでしょうね。

糠野:そうでしょうね。

政元:やはり現場レベルでの文化の違いというのは非常に大きいですね。このリーダーシップ力トレーニングコースでも、そういったトラブルを回避し、相手を牽引できるような英語のニュアンス力や、卓越したコミュニケーションの能力を身につけるということを目的にしていますが、その他にも価値観や文化の違う相手にいかに対応していくのかという知識・スキルを含めた異文化マネジメントの力も学んでいきます。糠野さんは今、第一期生としてご受講していただいていますが、相手の感情にも配慮したニュアンス、卓越したコミュニケーション能力を身に付けるために最初にご覧いただいた「Kenichi Ohmae‘s Practice of Global Communication ~ソクラテスの対話から学ぶ~」について感想をいただけますでしょうか?

Kenichi Ohmae’s Practice of Global Communication ~ソクラテスの対話から学ぶ~とは

本コースの受講生が最初に視聴する講義映像。大前研一が、毎年10億円の赤字を出しているアメリカ工場長役のスティーブ・ソレイシィ氏に初対面でタフな交渉を持ち込み、互いの協力関係を築き上げながら解決へと導く180分間のロールプレイを視聴し、後に全12シーンに分けたプロの解説映像を見ながら「グローバルリーダー術」を振り返る講義。

糠野:最初の180分の映像では、自分では気付かなかったところが結構ありました。ただ見ているだけでは気付かない隠れたテクニックであったり、態度や英語の表現というのが沢山あるわけなんですが、解説動画はそこを非常に丁寧に説明してくれるんです。一つは英語の側面から見た解説をしてくれて、もう一つは「このシチュエーションではこういう応対をすべきですよ」というビジネス面での内容を教えてくれる。その2つの側面を、門永先生と狩野先生がうまく役割分担をして解説をしてくれるので、とても勉強になります。わかっていたつもりが、わかっていなかったんだなというのは、結構ありましたね。

“相手を動かす力”を体得するために必須な、英語力と異文化マネジメント力を同時に学ぶコース。

政元:実は、あの講義で大前が使っている英語というのは、ほとんどが中学校で習う範囲の英単語なんです。しかし私たち日本人は、学校の英語がよくできても、またはTOEICで800点以上の人を集めても、同じことはできない。以前PEGLでアンケートを取ったこともあるんですが、やはり800点とっても使いこなす自信がないという人が9割もいたんですよ。
どういうところで自信がないですかとお聞きすると、一番は「ネイティブみたいになれない」と。要はネイティブが3人4人いて、その中に一人日本人がぽつんと入った時に、彼らがポンポンポンと話すところについていけないという悩みでした。

糠野:大前さんの英語っていうのは、日本人にとって手の届く範囲という感じがするんですよね。我々の会社にもネイティブ、ほぼネイティブみたいな人がいるのですが、その人の英語を聞いていても、発音にしても、言い回しにしても、これはやっぱり子供の時から(海外に)いないとできる表現ではないというか、どうしても届きそうにない、そんな感じがするんです。
でも大前さんの話を聞いていると、日本人が“第二外国語としての英語”というもので、それでいてプロフェッショナルな場面でもきちんと対峙していけるという、そういう届く範囲。もちろん、努力はしないといけないですけど、それが感じられたのが非常に大きいですね。

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