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10周年記念 社員インタビュー 10周年記念 社員インタビュー 社員インタビュー(本荘/PEGL[ペグル]法人営業担当)

INTERVIEWEES

本荘 真

インタビュイー:本荘 真(Makoto Honjyo)

PEGL[ペグル] グローバルリーダー・英語教育の法人営業、プログラム開発担当
前職では企業のグローバルリーダー教育にプログラム開発、法人営業、マーケティング活動まで広く携わる。現在はPEGL(Practical English for Global Leaders)の法人市場開拓やプログラム開発プロジェクトに従事。

加地 正典

インタビュアー:加地 正典(Masanori Kaji)

BBT システム開発部 スクール事業担当
事業会社に身を置いてのエンジニアリングに10余年、オンライン学習プラットフォームの開発と運用支援に携わるかたわらで、社内研修としてBBTオンラインやPEGL[ペグル]などを受講する学習者でもある。

英語は得意ではなかった学生時代から一転、海外でのボランティア活動を経て、グローバルリーダー育成の現場へ。

加地本荘さんは学生の頃、英語は得意でしたか?

本荘いえ、語学は好きでしたが得意ではなかったです。大学の頃は経営学を学んでいましたし、卒業後も最初に勤めたのは生命保険会社で、いわゆるドメスティックな職場環境でした。

加地現在の仕事とは全く違うフィールドにいらっしゃったんですね。英語との接点が生まれたのは、何がきっかけでしたか?

本荘実は、社会人になってから徐々に自然環境保全活動に関心をもつようになり、20代のうちに自然環境保全のフィールドワークを経験しようと27歳で会社を退職、その後イギリスに渡航し、10ヶ月間滞在しました。

加地英語を学びたくて渡航したというよりは、どちらかというと自然環境保全活動のためにイギリスに行かれたわけですね。

本荘はい。イギリス北西部の小さな町で、平日は大学付属の語学学校で英語を学び、週末は主として自然環境保全NPOのThe National Trustにて、ボランティア活動をしていました。見ることも聞くこともすべて新鮮で、今となっては異国の環境の中で生活することの大変さと面白さを学べた出発点になっていますね。

加地帰国されてからはどうされたんですか?

本荘環境に関する仕事に携わるか、イギリスで様々な国の方とのコミュニケーションの機会を得たことをきっかけに、帰国後は海外と日本を結ぶブリッジ役となるような仕事を一つのミッションとしようかと考えた末に、企業のグローバル人材育成に力を入れている教育会社に入社しました。

これからは多様性環境の中でリーダーシップを発揮し、相手の文化を理解しながらコミュニケートできることが、コアスキルの一つとなる。

加地なるほど。ということは、海外と接点を持つビジネスパーソンの“リアルな現場”を沢山見てこられたのでしょうか。

本荘そうですね。私の仕事は現場そのものというよりも、「グローバルビジネスの現場で起きている問題に対応できる人材をどう育成していくべきか」という課題を抱える人事担当と共に、その解決のあり方について一緒に考える日々が続きました。入社当初はビジネス英語やビジネススキル領域におけるコンサルテーションが主だったのですが、途中からグローバルリーダーを育成する部門の立ち上げに関わることになり、グローバルリーダー教育に6年ほど携わりました。

加地「グローバルリーダーを育成」というのはまた大きなミッションですね。

本荘ゼロからイチを作っていく面白さはあるものの、最初は苦労の連続でした。徐々にコンセプトに賛同いただく企業が少しずつ増え、選抜された日本人と海外拠点のナショナルスタッフが混在するリーダー教育に従事する機会が多くなりました。そうしたナショナリティミックスの選抜リーダーに対するワークショップを実施するたびに、グローバル環境で必要なスキルやリーダーシップとは何かについて常に考えさせられる貴重な経験となりました。

加地どのようなことを具体的に感じられたのでしょうか?

本荘会社からは極めて優秀なリーダーが選抜されます。ところが、せっかく優れた考えや意見を持っているのに、英語となると「発話力」や「議論する力」が他国からの参加者と比べ相対的に弱いと感じていました。

加地なるほど。

本荘たとえば、北米や南米、ヨーロッパ、アジア各国の受講生が混じった少人数の多国籍チームでグループワークやアクションラーニングプロジェクトを進めていく際、共通言語は英語になるのですが、積極的にその場でリーダーシップを発揮するという方は当時は少なかったですね。多様な考えや意見を尊重しつつも、自ら明確に論理的に意見を述べ、方向性を定め議論を引っ張っていく――というファシリテーションスキルを持った方は、寧ろ海外拠点のナショナルスタッフに目立っていたという印象を持っています。ようやくここ数年、多文化環境でリーダーシップを発揮できる日本人の方が少しずつ出てきたのかなと。

「英語が出来ること」をゴールとするよりも、自分に必要なスキル要素が訓練でき、実現できる英語学習を選択することが重要。

加地日本のビジネスパーソンがそうしたスキルが足りない理由、原因はどこにあると思われますか。

本荘私自身もその原因について考えてきたのですが、(身も蓋もないのですが)小、中、高、大と学校教育で訓練を受けてきてないからだと思います。プレゼンテーションの機会、論理的に考えて話す技術、ファシリテーションなど、多くの方は学校でまともに習った経験などないのではないでしょうか。しかも、国籍が様々な環境かつ英語でとなると、それは訓練を積まないと難しいですよね。

加地たしかにそうですね。

本荘最近、当社の関係会社である麻布にあるインターナショナルスクールに1週間だけインターンをする機会があったのですが、ちょっとした衝撃を受けました。IB(インターナショナルバカロレア)思想に基づく教育プログラムを通じて、5、6歳児が多様な国籍の園児たちが積極的に質問し、臆することなく明確に論理的に意見を述べ、好奇心、探求心に溢れ、クリティカルにものごとを考える、ということを英語環境でサラリと実践できているんですね。彼らはスイス発のIB教育コンセプトに基づくグローバルスタンダードの教育を受けているので、既にそのくらいの年齢で自然と出来ているのです。

加地国によって教育の中身の違いはあると思いますが、では、日本のビジネスパーソンはどのようにすれば多様性環境の中でリーダーシップを発揮し、コミュニケーションをとっていけるのでしょうか。

本荘そこについては、社会人向けのグローバル・英語教育に携わる現在においても探求中なのですが、まず社会人に本当にフィットする教育プログラムがこれまであまり見当たらなかったということが挙げられます。その観点に限って言えば、二つ不可欠な要素があると思っています。
一つは、グローバルリーダーになるためのスキルやマインドセットは何であるかを明確にし、そうしたそれぞれのスキル要素が訓練できるようなプログラムが用意されるべきです。英語を学習するときに、なんとなく英会話学校を選ぶ、または売れている書籍で文法やリスニングを強化する、TOEIC®学習から始めよう始めるという方もいますが、自身が何のために英語を必要としているのか、目的を明確にし、ゴールを定めるところから始めるべきです。

加地何のために英語を必要としているのか…ですか。理由があって誰もが英語を学ぶとは思うのですが、いつの間にか無意識に「英語が出来ること」をゴールにしてしまっているのではと感じました。

本荘例えば、グローバルビジネスの現場でリーダーとしてのコミュニケーションを学びたいのであれば、そうした目的に合致したプログラムを探して学習することが極めて大切です。
二つ目は、目的に合致した内容であったとしても一定の学習時間量が確保されるべきです。週末に30分だけ学習の時間を作っていてもなかなか伸びないのです。半年や1年単位で一定の学習時間を確保しトレーニングをしないと身につかないというのは経験則からの学びでもあります。

PEGL[ペグル]が提供する「オンラインで1年間徹底的に学習しなさい」というハードな学習量は、グローバルで活躍されたい方の訓練場となる。

加地なるほど。「多様性環境の中でリーダーシップを発揮できる、多くのビジネスパーソンを育成したい」というのが本荘さんの入社動機だったと後で聞きましたが、これまでのお話とも関連しているのでしょうか。

本荘PEGL[ペグル]の運営母体となっているビジネス・ブレークスルー(以下BBT)にはオンラインを中心とするMBAや大学があり、毎年、経営知識やビジネス、マネジメント領域を中心に1,000時間ほどのコンテンツを作っています。現在、リカレント教育の必要性についてはメディアでも取り上げられていますが、いつでもどこでも提供するコンテンツと手段が私たちにはあります。BBTは「世界で活躍できるグローバルリーダーを育成する」というミッションを掲げていますが、私自身が担当しているPEGL(Practical English for Global Leaders)というプログラムはまさにそのミッションを体現する、グローバルリーダーに不可欠なスキル要素を提供するプログラムです。現在、さらに魅力的なプログラム内容にすべく、大幅な改善プロジェクトをチームメンバーと進めています。これまでは個人の方が中心でしたが、法人のお客様にも提供しやすいように工夫し、私自身のミッションを追求して多くのグローバルリーダーを育成していきたいと思います。

加地今、本荘さんはPEGL[ペグル]を法人部門で営業、販促、プログラム開発まで関わっていますが、実際にこの講座はどんなふうに映っていますか。

本荘TOEIC®の点数を伸ばすことや合否にフォーカスした英語教育ではなく、ビジネスの現場で必要になってくるニュアンスやロジックなども学べるというのはユニークかつ核心を突いていると思っています。本当にビジネスパーソンのために必要な英語コミュニケーション、ダイバーシティ環境で求められるマインドやリベラルアーツ、CQ(Cultural Intelligence:異なる文化を読み解き、適応する力)などを総合的に学べる講座としてはとても稀有なプログラムですし、マネジメントやリーダーシップまで英語で学べるという点は、正に“BBTならでは”ですね。且つ、それをオンラインで1年間徹底的に学習しなさいというハードな学習時間量を設けているのも、前述したように経験則から本来そうあるべきと思っているので、グローバルリーダーとしてビジネスで活躍されたい方の訓練の場にはぴったりだと思います。

加地今後、どのようなことをしていきたいですか。

本荘向こう10年でダイバーシティ環境の進展は、海外のみならず国内においても、これまでの10年以上にドラスティックに進んでいくのではないかと思っています。その多様な環境の中でリーダーとしてコミュニケーションをとり、ビジネスをけん引できるリーダーシップは、日本のみならず海外のどこででも活躍できるコアスキルだと考えています。そうしたコアスキルを持つ人材を育成したいという想いがあります。これからもPEGL[ペグル]のプログラム開発や人事担当者とのコンサルティングを通じて、自身の経験を活かしていきたいと思っています。

インタビューを終えて

英語は道具でありコミュニケーションの手段であることを改めて感じるインタビューとなりました。自身の経験を通して企業のグローバル人材育成に取り組む仕事に就き、日本人のスキルアップに想いを巡らせてきた本荘の熱意は、PEGL[ペグル]の軸である“仕事で結果を出す力”のバイタリティとなっているのでしょう。更なるダイバーシティ環境が進んでいく10年先に向け、私自身1人のエンジニアとして、グローバルで活躍する受講生のオンライン学習環境を支えられるシステム開発に力を注いでいきたいと強く思いました。

インタビュー・記事
加地 正典(Masanori Kaji)

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